synchro公演を終えて

京都、松坂、三重での小学校公演、東京と全ての公演を無事に終えることができました。

関係者の皆様、スタッフの皆様、たくさんのお客様、そして堀つばささん、松坂でご一緒させて頂いたタテタカコさん、本当にありがとうございました。
ソロとなり、初の国内での演奏はホールでしたいという思いが強くありましたので、随分とお待たせしてしまい申し訳ありません。

幸い、退団してからも温かくアドバイスしてくれる方がたくさんいてくださり、焦って右往左往する私を叱咤して頂き、時間をかけてじっくり取り組めたことで中身の濃いものが出来たのではないかと実感しております。

ヨーロッパやブラジルなどに行かせて頂く機会に恵まれた事も大変大きな事でした。
自分を変えたいとは思ってみても15年間鼓童一筋でやってきたため、筋肉の付き方も思考も、細胞の隅々にまでしっかりと染み付いたものはそう簡単に変えられるものではありません。
海外という全く違う環境に身を置き、あえて何もかも流されてみることで、ずいぶん角も取れてきたのではないかと実感しております。

そんな中、ヨーロッパでつばささんという面白い人に久しぶりに再会しました。
どこか他の演奏者とは全く違う匂いのする興味深い人。
つばささんがベルギーで一緒に演奏する機会を作ってくれて、それが物凄く新鮮で楽しかった。
そしてそれが、国内の最初はホールで演奏したいという願いを現実へと近づけてくれました。

帰りの飛行機の中で「Synchro」と銘打ち、つばささんと国内で公演をすると具体的に決めてからは、大きいホールで本当に二人だけで出来るのかという不安やリスクとの戦いでしたが、その反面この二人じゃないと出来ない何かがありそうな気がずっとしていて、次第にそれに挑戦しないとあまりやる意味もないかなと思うようになり、チャレンジさせていただいたのが今回のsynchro公演でした。

公演も終わってしまえばあっという間です。
まだ片付けきれていない太鼓が積み上げられた狭い部屋が、ほどよく感傷に浸らせてくれます。

また良い形で再演出来る日が迎えられるよう、気持ちを切り替え引き続き精進してまいります。

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masayuki sakamoto