セッション動画の撮影

先日、ドラムの梶原徹也さんと、篠笛の阿部一成と撮影した動画をアップすることができました。
今回は私の実家の近くの秘密の練習場で、さくら祭りへ向けてのリハーサル期間に、撮影日を作って撮りました。
ライブでやる感じをそのまま収録!

Taiko Sessionを撮り始めたきっかけは、コロナ禍での公演やライブのオンライン配信もなかなか思うようにはいかず、かといって作り込まれたプロモーションビデオも違和感があって何かが違うなと思っていて、「セッション」という切り口が面白そうだなと思い立ち、始めてみました。
と言うのも、ソロになってからは色々なジャンルで色々な方とご一緒させていただいているのに、その場限りで終わってしまうのがもったいないなと思っていて、そんな時にローランドの元開発部長、電子和太鼓の開発を支えてくださった西さん(現在は海外勤務)が「坂本さんは映像でアーカイブを残した方が良いですよ」と言ってくださったのがきっかけです。

最初のイメージではライブ感を出すために、
・音も映像も完全一発録り!
・練習場所にカメラマンにきてもらってバシッと撮る!
・ロケーションにはこだわり過ぎない!
そんなイメージだったのですが、いざ撮り始めるとそれはそれは大変です。

いつも撮ってくれているコセリエちゃん(カメラマン)は、こちらがリハーサルしている様子を見ながら、何台ものカメラアングルを細かく調整したり、撮影スタジオではないので、良い光が差し込む時間帯を計算したり。
音響さんは楽器に合うマイクを選んでセッティングして、場合によっては別の部屋に音響ブースを作ったり。
そして、そこからは一発撮り!
一発といっても、全員のオッケーテイクが出るまで何度も演奏。
今回も7,8回はフルで演奏したような、、、(映像でいきなり髪の毛ボサボサなのはそのためです笑)。

そして編集作業、、、まあこれは自分というより、大変なのはコセリエちゃんですが、こちらの無茶振りやワガママにも一生懸命対応してくれています。

それから文章作ったり、海外にも発信したいので翻訳をお願いしたりと、色々色々大変なのですが、ものを作っていく過程はなんだかんだと楽しいですよね。

最近はオンラインサロンの撮影や編集も自分でもしているので、色々とスキルもついてきたようにも感じます。

ちなみに撮影でBeat Fighterを何回もやり過ぎて、次の日の本番はめちゃくちゃバッチリでした!