能の様式で描く「熱源」の物語。チェコ・ポーランドツアー
能楽師の津村禮次郎先生、作曲家の渋谷牧人さんにお声がけいただき、初めてのチェコ・ポーランドへ行ってきました。
おそらく32カ国目???
なんと言っても作品が素晴らしかったです。
アイヌの研究をされていたポーランドの民俗学者、ブロニスワフ・ピウスツキを題材にした作品。
私も勉強として、元となっている「熱源」という小説を読んだのですが、それがとても面白くて素晴らしかった。
ポーランドとアイヌ、互いの国や民族が時代に翻弄されながらも、過酷な樺太の地でアイヌの子供たちのために学校を開き、教育の大切さを訴え続けたピウスツキ。
それらが「夢幻能」という時間を超越する能の様式で表現されていて、作中の下記のセリフもとても印象的でした。
我らを救うは
なまやさしき慈善にあらず
宗教にあらず
政にあらず
子らへ手渡す学びなり
どちらの国もとても親日で、お客さんが大変感激してくださっていたのが印象的でした。
文化的にも大変意義のある作品に携わらせていただき感謝しています。
最終日には日本大使館にもご招待いただき、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。
初めてのチェコ・ポーランドはとても素敵な国でした。
能楽師
津村禮次郎
永島充
坂真太郎
箏曲家(生田流正派)
山本雅楽邦
作曲家、プロデュース
渋谷牧人
ピアノ(チェコ公演)
マティアス・ノヴァーク
チェロ(ポーランド公演)
アンナ・フェンダー
舞台監督 河田さん、
色々とサポートしてくださった 日暮さん、
そして、クラウドファンディングなどでもご支援下さった皆様、
ありがとうございました。